前向きに悔いなく生きる日々をサポート
CONCEPT
一人ひとりの人生を尊重して前向きに自分らしく生きるモンテッソーリケアの理念をもとに、日本に初めてホスピスを取り入れられた柏木哲夫先生（元淀川キリスト教病院理事長、ホスピス財団理事長）の理想のホスピスを目指しています。地域医療と連携を図りながら24時間365日体制で適切な緩和ケアを行い、利用者様ができる限り自由に生活していただけるように努めています。また、医療関係者だけではなく様々な立場の人々が行き交い、魂と向き合う心のケアを大切にしています。機能面もデザインにもこだわり尽くした温かみを感じられる和モダンの家で、ご本人はもちろんですが、ご家族様にとっても悔いが無いような穏やかな日々をお過ごしください。
「もかの家」ってどんな場所？
ご家族と共に自由に過ごせる
ご家族であればいつでも面会が可能です。
また、ご自宅よりご自身のまくら・布団やカーテン、ご愛用のティーカップやマグカップ、お箸などをお持ちいただき、ご自分の慣れ親しんだ生活をお送りいただけます。
いま食べたいものを
パフェ、茶碗蒸し、お酒などジャンルにとらわれず、いま食べたいものを併設のサービス付き高齢者向け住宅の料理長より心をこめてご用意させていただくこともございます。キッチンをご利用いただき、家族様の手料理を皆様で食べれます。
旅館・別荘のような温かい生活空間
もかの家は古民家をリフォームしており、障子や襖、天井などの建具や、100％木で囲まれた懐かしい気持ちになれる空間でお過ごしいただけます。リラックスできる空間でご家族と自然な会話をお楽しみください。
メモリーブックの作成
ご本人の今までの人生をお写真をまとめたアルバムを作成します。
ご自身の人生をご家族と振り返ることで心が豊かになり、気持ちが和らぐお時間をお過ごしいただけます。
旅立ちのお手伝い
多くの方を看取らせていただいた経験をもとに、ご家族が困らないように話しづらい内容までお伺いさせていただき、旅立ちのお手伝いをさせていただきます。
また、お葬式での演出やお写真のご準備、その他ご希望も必要なものを責任をもってお伺いさせていただきます。
お気持ちの整理
もかの家では最期のお気持ちの整理のお手伝いもさせていただきます。
人生で後悔していること、許せなかったこと、向こう側で待っている人や持っていきたいものをお伺いし、悔いが残らないような気持ちの整理を一緒に行わせていただきます。
大阪大学との連携
大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)が推進する、命を「まもる」「はぐくむ」「つなぐ」という視点から社会課題の解決を目指して研究を進めている基幹プロジェクト「科学と人のアートによって醸成される、一人ひとりの自律に基づく死生観に裏打ちされた超高齢社会」（プロジェクト長：大阪大学大学院医学系研究科 老年看護学研究室 山川みやえ准教授）の活動のひとつです。
これまでの日常と変わらない暮らしを
悔いなく人生を生き抜いていただくために「できることは自分でやる」「好きなことを存分に楽しむ」という姿勢を大切にし、食事や活動などにはできる限り制限を設けていません。また、働いている看護師一人ひとりが指示待ちではなく自分自身で考え行動し万全のサポートに努めます。日々の暮らしを経て、利用者様にとってホスピスが自分らしく生きられる「我が家」になることを目指します。
ご家族にとってもかけがえのない日々
ご家族の面会や宿泊には制限がないため好きなだけ寝泊まりしていただけ、ペットとも暮らせます。一緒に食卓を囲む、家族が振る舞う料理を食べる、お酒を飲みながら語り合うなど実家に帰ったときのように自由にお過ごしいただき、人生の最期まで家族の思い出を積み重ね続けてください。ご家族にとっても悔いのない穏やかな時間となるように、安心して過ごせる環境を整えています。
自然と心が癒される温かな家で暮らしを
都市計画まちづくり専門の大阪大学大学院工学研究科 木多道宏教授が監修し、「木の家」にとことんこだわった十津川郷の木材を使用した温かみあふれる和モダンの家ができました。間取りや縁側、玄関や梁など古き良き知恵を活かして自然と家族の団らんが生まれる造りになっており、床暖房や転んでも怪我をしないクッションフロアなど設備も充実しています。小学校の隣という立地にもこだわり、子どもの元気な声に癒されながらお過ごしいただけます。
